こんにちは。
ゆうすけです。
最近、自民党の泉田銀員と星野新潟県議の間で発生した、裏金問題が話題ですね。
※知らない人はYahooニュースみてください。
なぜ、いつも議員さんには金の問題が付きまとうのか?
これ、結論を言うと選挙で当選するための票を集めるためなんですが・・・
議員さんの票の集め方とマーケティングって、よくよく分析すると、
どっちも人間の“ある本質”を突いた手法だよな~と思ったので、
今日はそんなお話しです。
議員さんにとって、選挙で当選することが何よりも大事。
だって、当選しなかったら何も実現できないし。
落選したら、単なるちょっと有名な無職です。
だから当選するため、つまり票を集めるために、色んな活動をします。
その一つが、地元でパーティーやイベントに出席すること。
「○○後援会夕食会」
とか
「○○さんを励ます会」
とか・・・
ここで、金が発生します。
そしてこれは、ベテランになるほど、勢力が大きくなるほど、
お金の額はどんどん増していく。
だから、お金がどんどん必要になる。
表の金では足りなくなり、裏の金も必要になってくるわけです。
で、今回の本質は、実はお金の話ではなくて・・・
なぜここまでして議員さんが人のいるとこに行ったり、
握手をしに行ったりするかというと、
人間は、一度会った人や話した人に、
“親近感”を持つようになるから。
合う回数が多ければ多いほど、その効果は増していく。
(単純接触効果です)
そんな風にして議員さんに会った有権者の中には、
いざ投票となった際、
「あっ、この人知ってる。この前会った人だ。
じゃあこの人に投票しとこ」
とかなるわけです。
政策なんぞ全く見ずに。
会ったことがある人だから、
知ってる人だから、
っていう感情だけで、票を入れる。
(結構います)
ということで、議員さんはこれを狙っています。
「やっぱずるい!」
って思うかもしれませんが、政策をちゃんと他の候補者のものと
比較して見ない有権者も悪いわけで。
で、実はこれが、ビジネスマーケティングに当てはまるところがある。
例えば、
馴染みの店員さんがいる店と、そうでない店で
同じ商品が同じ値段で売っている場合。
馴染みの店員さんがいる店から買う、
ってのが人間の性です。
「あの人には、いつもよくしてもらってるし」
「あの人が紹介するものだから、安心だろう」
って感情になるんで。
先ほど話した投票行動とそっくりです。
ネットビジネスでもそうで、
いかにお客さんと関係を作っておくか、
って、商品を売る上で極めて重要なカギ。
そのために、LINEやメルマガを駆使して、
読者さんと密な関係を作っていく。
ただ大事なことは、販売する商品は決して妥協しないこと。
ここが選挙と違うとこで。
国会議員さんには、当選したあとで
完全に有権者を裏切る場合がありますが・・・
ビジネスにおいて、そこだけはマネしてはいけませんwww
絶対に。
お客さんと関係を作るため、LINEやメルマガで常に有益な情報を発信。
↑↑
これで単純接触効果を高める
そして、信頼がタプタプに構築できたところで、
お客の悩みを解決する、優良な商品を販売。
この流れを心がければ、自然と収益は上がってきます。
「この人の悩みを解決してあげるんだ!」
という気持ちは根底に忘れずに。
ってことで、どこの業界でも人間の感情を揺さぶることって必要。
これができるかできないかが、結果を大きく左右するって話でした。
おしまい。